モデルの理想の体型と聞くと、どのような体型をイメージしますか?
「モデルであればとにかく細い方がいい!」という印象を持たれますが、必ずしもそうではないケースもあります。
今回は仕事の種類に応じた理想的な体型について紹介します。
モデルの理想体型の勘違い
モデルの理想体型でよく勘違いされるのが「とにかく細い方がいい」ということ。
もちろん細い方が良い場合もありますが、仕事によって理想とされる体型は大きくことなります。
ここでは大きく「ファッション系」と「企業広告系」の仕事に分けて説明します。
A.ファッション系の撮影や仕事の場合
この場合は一般的に「細い体型」が好まれます。
あくまで主役は「モデル」ではなく「服」であるため、そこまで体を大きくすることが求められていないからかもしれません。
しかし体幹や筋肉がなければボディバランスが悪く、ウォーキングやポージングをしても美しい表現ができないため、普段からトレーニングを積んでいく必要がありまう。
またただ細ければ仕事が獲得できるわけではなく、その人の強烈な個性があることも重要です。
例えば女性モデルの「アミナ・ブルー」は身長155cmと言われながら、ファッションモデルとして脚光を浴びました。
仕事が取れるかどうかは
・クライアントやブランドのニーズにマッチしているか
・その人にしかない強烈な個性やオリジナリティを放っているか
が重要だと言えます。
B.一般企業のメーカーや広告の仕事の場合
企業広告の撮影の場合はファッションモデルの仕事とは異なり、ある程度健康的に見える体作りや、男性であればある程度の体の大きさがあった方がメリットが大きい場合があります。
企業広告の場合は「かっこよさ」「クールさ」というより、「爽やかさ」「健康的さ」「明るさ」が求められるケースが多いため、ある程度筋肉量があった方がそのように見られやすいからです。
一方であまりに細身の状態でオーディションやキャスティングに参加した場合、不健康に見られたり、存在感が薄いように見られやすいため、企業広告の仕事には不利な体型と言えるでしょう。
ある意味モデルが「企業の顔」としてみられるため、自然で爽やかな印象が必要とされるでしょう。
モデルの体型に関するまとめ
モデルに求められる体型は仕事の内容に応じて変化します。
・自分が取りたい仕事(主体性)
・自分に合っていると思う仕事(客観性)
・自分が必要とされている仕事(実ニーズ)
といった様々な角度から、自分が取るべき戦略・方向性から逆算して、体型作りをする必要があります。
なんとなくのイメージでなんとなく体型作りをすることの無いよう、意味のあるボディメイクを目指してみてください。