はじめに
日本でモデルとして活躍したい!
といって弊社、シャノワールに面接希望のメールが来る数は、毎月100通以上。
この100通の中には、実際に日本に住んでいる外国人もいれば、
他国に住んでいる方も・・・
そんな方達が、どうすれば実際に日本でモデルとして活躍できるのでしょうか?
そんな日本でモデルを夢見る外国人の方々の参考になればと思い、
ここに書き留めました。
1 モデルってどんな仕事があるの?
モデルと言っても、その仕事は幅広くあります。
スチールモデル、フィッティングモデル、ショーモデル、サロンモデル、読者モデル、モデルコンパニオン・・・
まずは、そのカテゴリーを紹介していきましょう。
■スチールモデルとは、写真撮影を中心とした仕事になります。
某アパレル会社の新商品の衣装を着て写真を撮ったり、またそれがウェブや雑誌などの紙面で広告掲載されたりします。
趣味でカメラ撮影をする方がプロのモデルを撮りたいと言われるのも、素人のモデルよりも、よほどポージング慣れていて、撮られ慣れている為、カメラマンを飽きさせない、素敵な写真が仕上がるのも、プロモデルの技です。170cmの身長が無いモデルは、ショーモデルは難しい為スチールモデルになる事が多いです。
■フィッティングモデルとは、アパレルブランドがサイズを微調整する為に、トワルやサンプルをモデル試着してもらう仕事です。
よって、一般とはかけ離れた長身のモデル体型よりは、一般の体型をしている方がモデルとなる事が多いです。
■ショーモデルとは、最近では、読者モデルやタレント(有名人)によるショーなども開催されることがあり、一概に身長の高いモデルばかりがショーをやるわけでもなくなってきましたが、ランウェイを颯爽と歩く為には姿勢良く、背が高くすらっとし、凛々しい女性である必要があります。
ショーモデルは、ウォーキングの練習からポージングまで、細かい指導を受けることもあります。ファッションショーにしてもヘアショーにしても、『何を見せるか』が大切になってくる為、そのショーによって見せ方も変わってきます。
ウォーキングには、ただ単にステージを歩くだけでなく、フルターンやハーフターンといって、ステージで衣装などをカッコよく見せる見せ方に技術が問われます。
一流ブランドのファッションショーのモデルだと、身長173~180センチあたりが多く採用されることがあります。
一方で「読者モデル」というのは、学生やOLなどをしながら空いた時間を使って撮影に参加するモデルのことを指します。
いわゆる素人のモデルということになるので、「長身細身で抜群にスタイルが良い」「目を引くほど個性的な顔立ち」というようなことよりは、親しみやすい雰囲気や一般の読者が真似したくなる着こなしができるかどうかを重視して選ばれる傾向にあります。
「読者モデル」はオーディションや撮影場所への交通費が自腹になることもあり、プロのモデルに比べれば報酬も低くなりますし、報酬がでないこともあります。
ファッションモデル
「モデル」といったときに一番にイメージする人が多いであろう姿が、「ファッションモデル」といわれるモデルです。
ファッションモデルの仕事のひとつが、海外や国内の有名ファッションブランドの最新の流行をPRする「ハイファッション」の仕事です。
ファッション雑誌やパリコレクションのような有名なファッションショーに「ショーモデル」として出演し、洋服や靴を魅力的に着こなすことでブランドイメージを伝える被写体となります。
抜群のスタイルを誇り、洗練されたウォーキングやポージングのテクニックを持つ、いわゆる「スーパーモデル」と呼ばれる人たちが多く活躍する世界です。
高身長や引き締まった身体など、美しいプロポーションやスタイルの良さなどが求められることが多く、20代までの若手が中心に活躍しています。
事務所もピンからキリまで大小あり、個人事業として1人で営んでいる事務所から、支社をいくつも置いている大きな事務所まで色々あります。
それらの経営者は比較的、女性経営者が多いです。
何故ならば、以前自分がそうだった。
要は「元イベントコンパニオン」でした!や、
「元キャンギャル」でした!「モデルでした!」という女性が独立して、自分で起業し、この事業を始める人も少なくありません。
また、異性よりも同性同士の方が上手く扱えたり、在庫を抱えて資金繰りが困難になる・・・と言った事もないので、そういった意味では、このイベントコンパニオンを多岐に渡り経験した女子なら容易に始められる業種かもしれません。
2.イベントコンパニオンはどうしたらなれる?
- まずは「コンパニオンモデル事務所 東京」 「コンパニオン事務所 大阪」 など自分の地域にどんな事務所があるか検索してみましょう。
恐らく、よほどの田舎でない限り、事務所が数社出てくるかと思います。
- 次に、ほとんどの各社ホームページには、人材募集などといったリクルートに繋がるページがあります。
そこから応募してみましょう。
そこで注意する事は、ホームページをよくみて、事務所の特徴を確認してください。
事務所の実績、設立年月日、そこに所属しているコンパニオンのプロフィールも覗いてみましょう。
実は、ここにかなりのヒントがあります!!
1:事務所の実績を見て、貴女がやってみたい仕事があるか?
実績数が少なかったり、掲載していない会社よりも実績をきちんと
掲載されている会社の方が信用性あります。
2:昨今では、10年企業して生き残る会社が6%としかないと言われています。
設立したてのほやほやだったり、評判が悪かったり、給与が支払われないまま倒産された・・・
という話もこの業界は聞きますので、すぐ潰れる会社でないか?経歴が長い会社かどうかは見極める要素になります。
個人事業として立ち上げている事務所であれば、立ち上げも簡単ですが倒産も簡単です。事業年数も確認する必要性は高いです。
3:所属しているコンパニオンのプロフィールを確認してください。
かわいい子が揃ってない、プロフィールが整っていない、所属人数が少ないといという事務所は、あまり稼動していない、または実績が少ない可能性が高いです。
やはり、可愛い女の子は、いい仕事がある事務所、カッコいい仕事がある事務所、自分がやりたい仕事がある事務所に沢山在籍しています。
勿論、クライアントもコンパニオンを探す時、コンパニオンのプロフィールをホーム―ページで確認します。その時に可愛い女の子がいないとわかると、きっとそのホームページから離脱する事でしょう。
貴女が、「こんなかわいい子達と一緒に働いてみたい」と思わせるプロフィールが
どれだけあるか?・・・が鍵です。
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応募する時の大事な事
応募で最も大事な部分は、なんといっても写真です!
写真写りが悪いと、面接までたどり着けません。書類で落選しては勿体ない。
そうならない写真とは、
1:コンパニオンやモデル経験がないと、プロのカメラマンに撮って貰う事など早々ないかと思うので、そこは現代のアイフォン機能や安くてもちょっといいカメラを使って撮ってみましょう。
※間違っても自撮りはだめ!!
2:可愛く撮れたからと言って、ピースしている写真や、友達と映っている写真もNG
※まさにピース写真は素人感覚です。
また隣に誰かが一緒に写っていたり、後ろに人の影があるのもNGです。
モデル気取りのポージングを心掛けましょう。
素人感溢れた写真にならないように要注意です。
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書類が通過したら
事務所から連絡が入ります。そこで面接の日程が調整されます。
面接の日程は早めに組み、そして必ず、約束の5分前には到着しましょう。
絶対に遅れない事!!これはどんな業種の面接でも基本です。
もしも、電車や不慮の事故で遅れる場合は、必ず一本の電話を入れてください。
※メールではなく電話での連絡が評価を上げます。
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面接で面接官にみられているところ!!
1:面接の際は、必ず脚が見えるスカートで、体のラインが分かる服装で行きましょう。
コンパニオンは、ミニスカートやショートパンツと言った体のラインがしっかりでるユニフォームを支給されることがほとんどです。
面接官は、体のラインをしっかり見ているので、間違ってもダボついた服装や、パンツスタイルは避けましょう。
2:メイクは清潔感あるイメージに仕上げましょう。
イベントコンパニオンは人前に立つ仕事です。
身なりやヘアメイクは清潔感のあるイメージに仕上げましょう。
濃すぎてもだめ、薄すぎてしているか、していないか?というようなメイクもだめ!サービス業なので、メイクした感は必要で、唇の色もその時代、その人に合ったイメージが大切です。
時代遅れのヘアメイクはNGです。
どんな仕事でも面接は大事です。
まとめ・・・
例え面接で合格しても、いい評価が貰えないと、貴女に仕事をくれるマネージャーもクライアントに貴女をお薦め出来ません。
面接では明るく、元気良いイメージを与えることが大切です。
面接で合格を貰えたら、貴女はもうイベントコンパニオンです!
仕事が多いも少ないも事務所の大小によりますし、またマネージャーが
貴女を評価していたら、真っ先に貴方に仕事の依頼をするでしょう。
イベントコンパニオンになった人たちの中には、
毎日めまぐるしく仕事がある人もいれば、月に1,2回しか仕事が廻ってこない人だっています。
その仕事の量と質は、その所属した事務所とあなた自身にあります。
イベントコンパニオンは特に資格がある訳でもないので、
貴女が、「私は今日からイベントコンパニオンよ!!」と思えば、
イベントコンパニオンです。