新型コロナウィルスの発生以来、ファッションおよびエンターテインメント業界は世界中で深刻な影響を受けてしまっています。そして、それは未だ完全に修復はしていません。
実際のところ、イベントや番組プランナー、映画会社、そして世界中誰もがご存知の通り、オリンピックまでもが、延期になってしまいました。
通常は興行収入の稼ぎ時なのですが、色んな業界が一変した状況を即座に対応しなければならない状況に追い込まれました。
延期どころか、完全にキャンセルとなったイベント、ファッションショーも世界中では沢山あると想像します。
ようやく少しづつ、日本はコロナ終息への兆しが見えてきつつあり、エンターテイメント事業は徐々に回復しつつあるのかな?といったところでしょうか。
昨今、『ウィズコロナ』というワードが定番化してきた中で、エンターテイメント業界にも徐々に変革が起きています。
例えば、イベントをリアルなイベントではなく、VRを使って実際にそこにいるかのように出展品をリモートで見る事が出来たりします。
ファッションショーもリモートになりつつあります。
コロナ前までは、世界の富裕層やファッション業界がパリコレやミラノコレクションなどに集まったのですが、今回はリモートでファッションショーをしたように、ショーの世界もこれからVRやAIを使ったものも増えてくると想定します。
これから先の、世界における景気後退は見据えた方がいいかもしれませんよね。
なぜならば、世界中でも失業の増加と経営困難は現在も続いているのですから。
今や、正社員ではなくフリーランススタイルが今後増えてくるでしょう。
若者だけに関わらず、フリーランススタイルの良さ、正社員として雇用される良さは皆さんご存知かと思います。
少なくとも日本人は、このコロナ渦によって、働き方スタイルを変え、『幸せとは?』という今までに考えた事もなかったような事を考えるようになったり、兎に角、価値観を考えさせられた出来事です。
エンターテイメント業界は、今後、今までの様にはいきません。
きっと、先を読んだ仕組みづくりが大切になってきます。
そして、その 『時代の先読み』 にいち早く気づき、それを誰よりも早く取り入れた人が成功を納めるでしょう。
今まで、モデルとして、タレントとして活動していた方々は、自分を変革させないと生き残っていけません。
自分の能力を試し、常に挑戦し続け、誰よりも努力する時代となりました。
そういう人が生き残る時代になりました。
他の人にはない自分の能力や、他の人と同じでない手法、やり方、アイデア、センスが問われる時代です。
今まで景気が良かった企業も、能力ある人だけを採用する時代となりましたので、そういったその人が持っているユニークさが今後は必要となります。
自分の価値を上げる為には、まず今まで以上の仕事への情熱、価値観、そういったことが重要になりますし、またAIには真似する事の出来ない、クライアントへの思いやりや、クライアントが何を求めているか?を読み取りそれを与える人間が成功を納めると私は想定しています。
だって、これからAIの能力は人間よりも高いものになるのですから!正確で、敏速で、適格で、賢いAIに勝てるのは、相手への貢献度をどう高めるか?という心の部分です。